徳洲会グループ 薬剤部において、2年目の管理者研修を実施しました
徳洲会グループは、日本全国に展開しており、病院の規模や機能、地域特性も多様です。そのため、グループとして大切にしたい方向性を共有しつつも、各施設の実情に応じた判断や取り組みが求められています。
今回は研修の実施に先立ち、徳洲会グループ薬剤部の執行部の先生方とともに、「徳洲会グループ薬剤部としてのありたい姿」と「管理者に求められる資質」を整理しました。本研修は、その共通認識を土台とし、各施設の実情に照らしながら、管理者一人ひとりがありたい姿実現に向けた行動を具体化することを目的として設計しました。
研修満足度
研修後のアンケートでは、「研修の目的を理解できた」と回答した参加者が96.6%にのぼり、「参加型で考える時間が多かった」「責任者として何を大切にすべきかが整理できた」「今後の行動を考える手がかりになった」といった回答が多く見られました。
今回の研修のねらい
今回の研修では、「ありたい姿」と「資質」の達成に向けて、病院の規模や機能、地域特性など自部門の実情に応じて何ができるか具体的な行動を整理するため、マンダラートワークを用いて進行しました。95.5%の方にマンダラートワークが役に立ったと回答いただき、「頭の中で考えるだけでなく言葉で表現すると、整理されて更に理解が深まる助けになる」「マンダラートワークを使うことで、環境から行動にまで落とし込めた」といった声をいただきました。
受講生の声
今回の研修を受けて、
「部下の評価について、これまで試行錯誤してきましたが、改めて管理者として向き合うべき重要なテーマであると整理できました。」
「大切だと認識していたテーマを、研修をきっかけに優先的に取り組む意識が明確になりました。今後の実践に活かしていきたいと考えています。」
「自分が悩んでいることは、他の施設でも同じように悩まれていると知り、少し気持ちが楽になりました。」
「一人で抱え込んで考えていたことを、共有していいのだと思えました。」
といった声をいただきました。
研修では「ありたい姿」と「資質」を共通言語として置き、各施設の実情に引き戻しながら、「自分が今できること」を小さく切り出して整理しました。その結果、理想と現実の距離を埋めるために必要な「明日からの一歩」が、抽象的ではなく次のような日々の関わり方として言語化されていました。
「声掛けや挨拶をこれまで以上に意識する」
「評価の基準を言葉にして部下に伝える」
「途中段階でも相談を受け止める」
本研修はオンライン形式で実施し、地域を越えて複数の施設が同じ時間・同じテーマで参加する形となりました。全国に展開する徳洲会グループ薬剤部において、地域や施設規模の違いを越えて考えを共有し合う場を設けることができた点も、本研修の一つの特徴と考えています。
本研修が、各施設における今後のマネジメントを考えるうえでの一助となればとても嬉しく思います。

pharmakeでは、今後も病院薬剤師の現場課題に即した研修・支援を継続してまいります。