山口県病院薬剤師会にて管理者向け研修を開催 現場に即したメンタルヘルス対応を学ぶ
山口県病院薬剤師会にて病院薬剤部の管理者を対象とした研修を開催しました。
病院薬剤師を取り巻く環境は業務の多様化・専門性の高度化とともに、精神的な負担や離職リスクも顕在化しています。
こうした背景を踏まえ、管理者が「現場の変化に気づき、適切に支える」視点を強化することを目的として実施しました。
今回の研修はメンタルヘルス対応の理論と実践を往復しながら、対面形式で他院の管理者とも意見交換を行いました。
現場の葛藤を分かち合い、自部署のマネジメントを客観的に振り返る設計といたしました。
終了後に実施したアンケートでは、参加者全員が「満足」と回答し、平均満足度は4.7(5点満点中)とご評価いただきました。
受講者の声(抜粋)
「病院薬剤師の実情に則した内容で、大変共感でき、勉強になりました」
「薬剤師はこういった分野の教育をあまり受けていないと思いますが役職者は学ぶべきと思います。ぜひ広めて行って頂きたいと思います。」
「とても勉強になりました。病院薬剤師の業務改善につながることをいろいろ学べたらありがたいと思います。」
「また、違うテーマの話も聞きたい。」
とのコメントもいただきました。嬉しいフィードバックコメントをいただき、大変嬉しく思います。
今回の研修を通じて「現場での関わり方を見直すヒントが得られた」といった実務直結の学びに加え、「部下の評価法を聞きたい」「違うテーマの話も聞きたい」といった今後への期待も寄せられ、継続的な学びの必要性が示されました。

今回の研修の設計については、山口県済生会下関総合病院 中村薬剤部長にお力添えいただきました。
中村先生よりいただいたメッセージ
「管理職としての悩みや日々の工夫を率直に話し合える場となり、とても良い時間になりました。自分が今までされたりしてきたことが、時代の変化に対応していないことも実感できました。こうした学びの場は一人で抱え込みがちな問題を共有できるチャンスだと思います。ぜひ今後も続けて、多くの先生方に参加していただければうれしいです。」
pharmakeは、これからも病院薬剤師の皆さまの成長と組織力強化に寄与できる研修を提供してまいります。