新東京病院 新人研修会を担当しました

2026年07月15日
導入事例

株式会社pharmake 代表 田口恵実が、2026年7月10日、新東京病院の新入職員を対象とした新人研修会を担当しました。
看護師・薬剤師・リハビリテーション職・臨床工学技士など、多職種の新入職員48名にご参加いただき、体験型ワークを通じてチームで働くことの意味を見つめ直す一日となりました。
研修後のアンケートでは、96%の方から「今後の業務を進める上で参考になる内容だった」との評価をいただきました。

本研修のねらい

新人が現場で最初に直面する「言ったのに伝わっていない」「聞いていない」といったすれ違いは、多くの場合、本人の注意不足という個人の問題ではありません。
人はそれぞれ価値観や情報の受け取り方が異なり、コミュニケーションは本質的にズレるもの、という構造そのものから生まれます。
本研修では、この前提に立ち、前半で「チームで働くことの難しさ」と「伝え方」を、後半で「自分がどんな医療者になりたいか」を、体験を通じて言語化していただくことをねらいとしました。
知識として教えるのではなく、手を動かし、対話し、気づく過程そのものを設計しています。

研修内容

前半:伝わるチームをつくる
共通点探し・マシュマロチャレンジといった協働ワークを通じて、価値観や「当たり前」の違いがチームのすれ違いを生むこと、そして「わからないことは確認する」「気づいたことは発信する」という姿勢が医療の安全を支えることを、体感的に理解していただきました。
* グループでの共通点探しワークで、相手を知るための「聴く・伝える」を体験
* マシュマロチャレンジで、対話と役割分担が成果を左右することを実感
* 「伝えた」ではなく「伝わったか」を確認する意識づけ

後半:なりたい医療者を言葉にする
ブロックビルディング(LEGO®ブロックを用いたワーク)で、「あなた」そして「なりたい医療者像」を作品として形にし、テーブルのメンバーへ語り、問いを重ねました。
作品への問いに答える過程で、自分でも気づいていなかった価値観が言葉になっていきます。
* ブロックで「自分」「なりたい医療者像」を表現し、ストーリーを語る
* 1分で語り、2分で問う。問いに答える中で潜在的な想いを言語化
* 同じ医療職・他職種それぞれの価値観の違いに気づく

### 好奇心のスイッチ
ダニエル・バーラインの好奇心理論をもとに作成した16の視点。作品や対話から新たな問いを引き出すための手がかりとして活用しました。
### キャリア・アンカー
専門家・社会貢献・自律独立・安定など8種類の価値観の軸。「自分が仕事で大切にしたいこと」を見つめ直す枠組みとして用いました。

研修後アンケートより

新入職員48名にご回答いただきました。
96% 今後の業務を進める上で参考になった
94% 自分の考えを安心して話せた
98% 今後もこのような研修があるとよい

受講者の声

「コミュニケーションは本質的にズレるものと知り、ちゃんと伝わっているかを確認することの重要性を感じました。」
「他職種と関わることで、様々な視点が見えてきて、自分の看護観にとても生かせると思いました。」
「マシュマロを立てるために、相手とコミュニケーションをとる大切さを感じた。思っているだけでは始まらないと実感した。」
「ブロックで自分を表現した際に、グループのみんなが結構しっかりとした理由で作品を作っていたことが印象に残りました。」
「自分のキャリアステージについて考えることができた。自己犠牲は良くないと感じた。」
「話してくださった田口さんの過去の想いが、今の指針になっているのだなと強く感じた。本日はありがとうございました。」
「他の部署の方と関わる機会が他にも欲しいので、このような他部署合同で行う研修はもっと増えてもいいなと思いました。」


株式会社pharmakeは、今後も医療現場の人材育成に即した研修・支援を継続してまいります。
病院・薬剤師教育に関する研修のご相談・ご依頼は、pharmakeまでお問い合わせください。