研究論文が、薬学教育分野の国際学術誌 Currents in Pharmacy Teaching and Learning に採択されました

2026年06月24日
お知らせ

当社代表・田口恵実が筆頭著者を務める研究論文
“Emotional Engagement and Perceived Salience in Pharmacy Communication Classes: A Descriptive Study of Experiential Components”
が、薬学教育分野の国際学術誌 Currents in Pharmacy Teaching and Learning に採択されたことをお知らせいたします。

本研究は、薬学コミュニケーション教育における体験型学習に着目したものです。薬学教育では、知識や技能の習得に加え、患者さんや他職種との関わりを支えるコミュニケーション能力の育成が重要なテーマとなっています。一方で、講義による知識伝達だけでは身につきにくいコミュニケーションの実践的な学びについて、学習者がどのような体験を印象的な学習経験として受け止めているのかは、十分に検討されていませんでした。

弊社はこれまで、薬学コミュニケーション教育や薬剤師向けコミュニケーション研修において、講義だけでなく、実際に体験しながら学ぶ「体験型学習」を重視してきました。コミュニケーションは、知識として理解するだけでなく、実際のやり取りを経験することで、難しさや背景にある構造を実感しながら学ぶ側面が大きいと考えています。

そこで本研究では、薬学部におけるコミュニケーション授業を対象に、体験型学習の場面で喚起される感情と、学習者がどのような学習場面を印象的な経験として捉えるのかを記述的に検討しました。薬学教育におけるコミュニケーション授業の設計や、学習者の経験に着目した教育改善を考えるうえでの基礎的知見となることが期待されます。

株式会社pharmakeは今後も、病院薬剤師の育成支援や教育プログラム開発を通じて、薬学教育および医療人材育成の発展に貢献してまいります。

【論文情報】
論文タイトル:Emotional Engagement and Perceived Salience in Pharmacy Communication Classes: A Descriptive Study of Experiential Components
掲載誌:Currents in Pharmacy Teaching and Learning
著者:Megumi Taguchi, Ryosuke Shinkai, Takashi Tomita