山形済生病院において「情報共有とチームの進め方」を体感的に学ぶ研修を実施しました

2026年01月13日
導入事例

山形済生病院 薬剤部において、「情報共有とチームの進め方」をテーマとした体験型研修を実施しました。
本研修では、日常業務の中で起こりがちな「こんな気づきを話していいのか迷う」「自分の持っている情報が、どこまで重要かわからない」「全部の情報を細かく確認する余裕がない」といった「情報共有」にまつわる課題に対し、謎解きワークを用いて、チームで課題を動かすために欠かせない「情報共有と意思決定の力」を体感的に学ぶ構成としました。
研修満足度
研修後アンケートにおける満足度は、5段階評価で平均4.68となりました。
「とても役に立った」「役に立った」と回答した受講生が大半を占め、体験型で学ぶ研修設計が現場の課題意識と強く接続していたことがうかがえます。

今回の研修のねらい
今回の研修では、単なる知識やノウハウの習得ではなく、日常業務の中で起こりがちな「こんな気づきを話していいのか迷う」「自分の持っている情報が、どこまで重要かわからない」「全部の情報を細かく確認する余裕がない」といった状況を、理論を基に捉え直すことを重視しました。
情報共有を個人の努力や姿勢の問題として扱うのではなく、思い込み(バイアス)や共有基準の曖昧さといった背景に目を向け、なぜ情報が共有されにくくなるのかを理解することをねらいとしています。
また、一人では解けない課題に対して、チームで視点を持ち寄ることで意思決定が前に進むプロセスを、謎解きワークを通して体感的に学ぶ構成としました。

受講生の声
研修後には、受講生から以下のような声が寄せられました。

「自分の考えがまとまっていなくても、考えているところまで話してみる、ということが大切であることに気づけました。」
「少しずれているかもしれない考えも、誰かの気づきになったりそこから新しい考えが生まれることもあるため、意見を出していくことが大切だと気づいた。」
「情報共有の大切さ、『関係無い』という思い込みのデメリット、小さなことでも気兼ね無く意見を出せる環境が必要不可欠であるということ、を改めて認識しました。」
「報告の頻度やタイミングの共有が欠けていたかなと痛感しました。」
「自分一人では『大したことではない』と思うような小さな気づきが、チーム全体の解決のきっかけになることを実感しました。」
「どこまで進捗が進んでいるか、進んでいない事も含めて情報共有が必要と気付かされた。」
「情報共有は、業務でもまだできてない部分はあると思うので、細かく伝えたり必要じゃないかもしれないけど、伝えることの大事さを学びました。」
「謎解きワークが部内の情報共有に役立つことに気付きました。また、小さなことでも情報共有に努めたいと思います。」
「普段の業務や部署内のメンバーへの向き合い方を考え直す、とても大きなきっかけとなりました。」

このほかにも、情報共有の難しさや、自身の思い込みへの気づき、チームで取り組むことの価値に言及したコメントが多数寄せられました。

今回の研修をご依頼いただいた、薬剤部長の西村先生よりコメントをいただきました。


頂いたコメント
本研修の実施にあたり、企画・運営にご尽力いただいたpharmake皆様に、心より感謝申し上げます。多忙な業務の中にあっても本研修を実現したことは、組織の持続的な成長に向けた重要な取り組みであり、その意義は極めて大きいものと感じております。
今回の研修は、私たちが日常業務の中で「当たり前」として行ってきた情報共有や判断の進め方について、改めて立ち止まり、見直す機会にしたいと考えていました。研修を通して、ワークによって受講者が小さな気づきや途中段階の考えを言葉にし、共有することの価値を体感できたことは、これまでにない学びであり、大きな収穫だったと感じています。
今後は、今回の学びを一過性のものにせず、日常業務や部内の意思決定の場面に少しずつ落とし込んでもらいたいと考えています。本研修で得られた気づきと経験が、組織全体の力へとつながっていくことを期待しています。


pharmakeでは、今後も病院薬剤師の現場課題に即した研修・支援を継続してまいります。

★研修終了後に院内に研修資料を掲示いただきました★