大阪府病院薬剤師会と人材マネジメントをテーマに初の継続研修を実施しました
大阪府病院薬剤師会研修教育部とともに、薬剤部門管理職の人材育成を目的とした「2025年度 研修教育部研修会」を2025年5月から8月にかけて全4回シリーズで実施しました。本研修は、大阪府病院薬剤師会として初の継続研修形式で行われ、24名の先生方にご参加いただきました。
テーマは「リーダーが現場にどう関わり、自らのマネジメントを深めるか」。単発ではなく継続研修の形をとることで、学びを持ち帰り、実践し、振り返る流れを大切にしました。
終了後のアンケートには18名が回答し、95%の先生が「とても効果があった」「効果があった」と評価しました。
さらに定量的な調査においても、モチベーション、信頼関係、コミュニケーション、業務委任や意見表明といった項目ですべて前向きな変化が見られ、定性的なコメントとも一致する結果となりました。
「毎回の学びを持ち帰り実践できた」「連続して学んだことで自信につながった」といった声も多数寄せられ、継続的な学びが実践や自信につながることが裏付けられました。
特に「相手に動いてもらうコミュニケーション」「目標達成を支援するマネジメントスキル」などは、実務に直結する学びとして高い評価を得ました。
研修教育部 部長 尾上雅英先生のコメント
大阪府病院薬剤師会として、初めての取り組みでした。今回のようにグループワークを取り入れた継続した研修を行うことによって、現場に持ち帰り、試し、振り返り、また次につなげるというサイクルが確立され、体系的に学べたのではないかと感じています。アンケート結果からも、参加者一人ひとりが確かな成長を実感していることが分かりました。講師の田口先生、ありがとうございました!
pharmakeは、これからも病院薬剤師の皆さまの成長と組織力強化に寄与できる研修を提供してまいります。